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竹内薫著/翻訳の科学書の最新情報。
まず、好評の「ゼロから学ぶ」シリーズの最新刊「ゼロから学ぶ相対性理論」講談社が、10月20日発売予定。数式は、四則演算のみを使用。竹内薫、猫神亜希子、隊長、上野シン、そしてエルヴィンが楽しいエピソードを交えて解説。読者への挑戦つき。
さらに、今欧米で話題の宇宙論の本「ファイブ 宇宙、五の時代(仮)」徳間書店が、翻訳準備中。著者はミシガン大学物理学科教授 フレッド・アダムズと日本の国立天文台研究員 グレッグ・ラフリン。2ヶ月ほどで翻訳完了予定で、12月または新春刊行予定。
ブルーバックス「熱とはなんだろう」講談社は、本格的に執筆開始。11月半ば脱稿予定。
「次元の秘密」工学社は、年内発売?
詳しい情報は、追って掲載。内容についてリクエスト、意見がある方は掲示板へ!
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■坊城玲子と公文洋介のキャラクター設定 |
2001/08/18 |
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漂流密室の巻末やこのサイトにも掲載しているキャラクター設定イラストだが、新たに坊城玲子と公文洋介の設定をすねやかずみ氏に書き下ろしていただいた。脇役だが、2人とも湯川作品には欠かせないキャラクターであり、特に坊城玲子の隠れたファンは多いのではないだろうか。玲子が実は眼鏡をかけていたというのもポイント。
⇒キャラクター設定
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■竹内薫作ペンローズ図が掲載 |
2001/08/08 |
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「ペンローズのねじれた四次元」の表紙に使用されている、竹内薫作の印象的なツイスター図(科学・哲学コーナー、ダウンロードコーナー参照)が、アスキー社刊の『未来のアトム』(田近伸和
著)にて掲載された。内容は、現代科学の最新理論から「ヒューマノイド」を解説するというもの。図は、ペンローズについての解説ページに掲載されている。
●「未来のアトム」田近伸和 著 アスキー社刊 4-7561-3842-X
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湯川FANで予告済みの新連載「湯川幸四郎の自然科学講座」だが、湯川幸四郎に講義して欲しい科学についての話題について、皆様からの御要望を募集します!普段から疑問に思っていること、あるいは話題の科学トピックスについてでもOK。投稿は、管理人のグリペンか感想掲示板へ。
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前回に引き続き、竹内薫科学書の近刊情報についてお届けする。
●「知の創造3」徳間書店
ご存じネイチャー誌のニューズ・アンド・ヴューズ記事を一年分、まとめて翻訳。最新科学の動向がこれ一冊ですべてわかる。7月中に翻訳完成予定。今秋10月出版予定。
●「熱とはなんだろう」講談社ブルーバックス
仮題だが、「場」に引き続き、なんともとらえがたい「熱」の正体に迫る、ブルーバックス第3弾。といっても、巷の熱の本とはちがって、あいかわらず、独自の視点から「標準的な定説の表からはみえない舞台裏を覗く」ことによって、熱の本質と面白さを読者に伝えるよう鋭意構想中。
熱力学と計算(コンピューター)とエントロピー、量子コンピューターとエントロピー、宇宙の真ん中で温度計は「温度」を測れるか、ひも理論と宇宙の最高温度「ハゲドーン温度」、自由エネルギーはなにが自由なのか、といった話題を竹内節でお届けいたします。ただし、熱に関する素朴な疑問から入るので、今度は、中学生から読むことができる?
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■「ゼロから学ぶ相対性理論」の発売日が9月に前倒し |
2001/07/15 |
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前回12月発売予定とお伝えした「ゼロから学ぶ相対性理論」だが、「ゼロから学ぶ量子力学」が好評のため、発売時期が9月へと前倒しとなった。
●「ゼロから学ぶ量子力学」
・今月号の「数学セミナー」の81頁で「ゼロから学ぶ量子力学」が紹介
・全国生協の売り上げランキングで科学部門トップ10に2ヶ月連続で入る(たとえば京都大学生協では第3位)
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■「漂流密室」発売記念プレゼント |
2001/07/13 |
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ついに「漂流密室」の発売日まで、残すところあと2日となった。書店によっては、すでに置いてある店もあるはず。遅くとも16日の月曜日には一般書店に並ぶと思われるので、みなさま是非購入を!
※「漂流密室」発売を記念して、湯川薫&竹内薫オフィシャルサイトではプレゼント企画を行います。「漂流密室」を読んだ感想を、管理人のグリペンか湯川薫先生に送って下さった方には、特別グッズをプレゼント!プレゼントについては、後日改めて発表します。
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好評の「ゼロから学ぶ量子力学」が早くも2版となったが、竹内薫科学書シリーズを支持してくださっているファンの方々は次回作が気になるところでは。そこで、今回は近刊2冊についての情報を公開!
●「次元の秘密」工学社
「アインシュタインとファインマンの理論を学ぶ本」の姉妹編。当初は、雑誌サイバーXに連載していた「ピカレスク<新>宇宙論」を単行本化する目的で書き足していたはずが、いつのまにか、書き足し部分のほうが量が多くなり、編集部から「別に一冊できちゃいましたね」といわれ、完全な書き下ろしとなることに。
数式をつかって、自然単位系からはじまって、多次元宇宙論の話題や、ひも理論、さらには、最先端のDブレーンまでを一気に解説。「次元ずくし」の骨太な本になりそう。あいかわらず「対話」によるユーモアも健在。すでに初稿は完成しており、対話と図版が7月中に完成予定。今秋出版か?
●「ゼロから学ぶ相対性理論」講談社
発売直後に重版がかかり読者から好評価をえた「ゼロから学ぶ量子力学」の続編。今度は、特殊相対性理論が中学生でもわかるように、微分積分や三角関数はつかわず、四則演算と平方根だけで話をすすめる。数式はていねいに導出過程を省かずに書き、さらに、数式の恰好だけではなく、その「意味」をしつこいほど解説する点がユニークで、これまで相対論がわからなかった人には朗報? 前作に引き続きシュレ猫エルヴィンと猫神家の面々もにぎやかに登場します。現在、60%くらいまで完成。12月発売予定。
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■「漂流密室」表紙修正バージョン |
2001/07/08 |
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moody graphicsの飯田出穂氏デザインによる「漂流密室」の表紙カバーだが、決定稿となる修正バージョンが出来上がったので、見ていただきたい。基本的なデザインに変化はないが、全体としての完成度を上げるべく、細かな部分に修正が入っている。
⇒「漂流密室」表紙修正バージョン
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「漂流密室」のカバーデザインが完成した。今回のデザインはmoody graphicsの飯田出穂氏によるもの。飯田氏は、湯川薫先生のデビュー作である「ディオニシオスの耳」もデザインしている。今回の表紙は、すねや氏のイラストを前面に押し出したデザインで、タイトルロゴもインパクト大だ。また、裏表紙に配置されたテラ・フロートもポイントと言える。つまり、一目見て本の内容が分かるデザインなのである。湯川薫先生のコメントと共に、湯川作品の本質を表現していると言えないだろうか。
ちなみに、著者近影は養老シンポジウムの時の物。背景に注目!
⇒「漂流密室」カバー
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「漂流密室」の発売日が、ついに7月15日に決定した。今作では屋久島沖に浮かぶテラ・フロートを舞台に、湯川幸四郎が密室殺人の謎に挑む。また新キャラクターの犬神利休が登場し、幸四郎と行動をともにする。彼は幸四郎と親友なのだが、性格は幸四郎とは180度異なる。どのような役どころか、ファンの方は気になるところではないだろうか。
そこで、一足先に「漂流密室」を読みたい方のために、第1章の入稿原稿を公開!今回の事件簿の導入部を楽しんでいただきたい。さらに、第1章と併せ“湯川薫から読者への風変わりな挑戦”も収録。湯川幸四郎の推理技法を、あなたは知ることになる。
既刊の「ディオニシオスの耳」、「虚数の眼」、「イフからの手紙」の第1章も、近日中にミステリーコーナーにて公開予定。
⇒「漂流密室」入稿原稿(PDFファイル 245KB)
⇒「漂流密室」入稿原稿(PDFファイル.LZH圧縮 106KB)
⇒「漂流密室」入稿原稿(テキストファイル 40.4KB)
※サイト、出版物等での引用は自由です。その際は「作品名 漂流密室 著作者 湯川薫 版権 徳間書店」を明記してください。
PDFファイルを読むには、下のロゴをクリックして、ADOBE社のAcrobatReaderをダウンロードして下さい。また、AcrobatReaderは雑誌の付録としても配布されています。
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■「漂流密室」表紙決定案ラフ公開 |
2001/06/19 |
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先日公開した湯川薫最新作「漂流密室」の表紙ラフは、B案に決定した。今回は、すねやかずみ氏によるB案の最新ラフを公開する。作品中に登場するテラ・フロートが描写されていることに注目。また併せて、すねや氏より直接届いた、美麗Ver.キャラクター設定を公開。
⇒「漂流密室」表紙ラフ
⇒「湯川幸四郎」キャラクター設定
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■日経adore6月号 湯川薫先生インタビュー |
2001/06/13 |
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日経adore6月号に、コラムニストの福富忠和氏による湯川薫先生へのインタビューが掲載されたが、今回はその全文を紹介する。最新作「漂流密室」で展開される新たな推理技法についても触れられており、ファンにとって興味深いインタビューとなっている。
⇒インタビュー記事全文
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■ネイチャー企画本最新作「ネイチャー20世紀の科学トップ20」 |
2001/06/12 |
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売れ行きが好調で、10刷を重ねた「知の創造」シリーズだが、新たなネイチャー本についての情報を入手した。マクミラン社重役のリチャード氏と竹内薫先生が企画を練っている新作の題名は「ネイチャー20世紀の科学トップ20」。科学関係者、科学ファンの方たちは必読だ。
ネイチャー20世紀の科学トップ20(仮題)
二十世紀の科学の最重要論文でネイチャーに掲載されたものを厳選して、原論文および
翻訳、さらには専門家以外にも理解できるよう、世界の超一流の学者による平易な解説を
つけました。
生物・医学分野が十編、物理・化学分野が十編。
たとえばワトスンとクリックによるDNAの二十らせんの発見や現代医学になくてはならない
CTスキャンの原理や材料科学で脚光を浴びているフラーレンの発見など、科学に興味のある
人は知らないで済ますことのできない最重要論文ばかりを集めました。まさに「科学の殿堂」
というべき発見の数々。
今秋発売予定です。どうか、書店で手にとってみてください。
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■竹内さなみ氏の新刊「千年医師物語1 ペルシアの彼方へ」 |
2001/06/11 |
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竹内さなみ氏の新刊が、1年ぶりに刊行される。1年という長い期間をかけて翻訳された小説とはどんな話なのだろうか?角川書店より6月22日に発売となる「千年医師物語1 ペルシアの彼方へ(上)(下)」は、ノア・ゴードン氏原作の「THE
PHYSICIAN 」の翻訳なのだが、この作品は千年におよぶ医師の家系の壮大な物語なのである。そして今回刊行される「ペルシアの彼方へ」は、3部作の第1部という位置付けだ。
物語は11世紀のロンドンから始まり、舞台をヨーロッパからペルシアへと移しながら、触れた相手の死期を読む能力を持ち、医師を目指す主人公ロブ・J・コールの運命を追ってゆく。ヨーロッパで絶賛され、ドイツで500万部のベストセラーとなったこの物語を、ぜひ手に取っていただきたい。
⇒角川書店
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■湯川幸四郎シリーズのキャラ設定が明らかに! |
2001/06/7 |
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すねやかずみ氏が「漂流密室」の表紙を担当することはすでにお伝えしたが、表紙のラフ案と併せてキャラクターのラフ設定を入手した。すねやかずみ氏による、湯川幸四郎、冷泉恭介、葵のイラストをじっくりと見ていただきたい。
⇒キャラクター設定
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■イメージを一新した「漂流密室」の表紙 |
2001/06/7 |
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いよいよ刊行が近づいてきた「漂流密室」だが、表紙ラフが完成した。これまでとイメージを一新し、キャラクターを前面に押し出したデザインとなっている。ファンの方の中には驚かれた方もいるかも知れないが、湯川幸四郎シリーズは、その精緻に組み立てられた物理トリックと同時に、個性的な登場人物に魅力がある。すねやかずみ氏によって描かれた今回の表紙は、湯川薫作品にふさわしいといえるだろう。
実はラフ案にはA案とB案が2種類あるのだが、それぞれの案について皆さんの御意見を募集!掲示板への書き込みをよろしく!
⇒「漂流密室」表紙 A案 B案
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■新作歴史ミステリーに冷泉恭介が出演? |
2001/06/7 |
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今年秋に向けて構想段階にある「歴史ミステリー(仮)」だが、湯川幸四郎シリーズから冷泉恭介が出演することが決定!「イフからの手紙」では主人公の湯川幸四郎を凌ぐ活躍をした冷泉恭介。「歴史ミステリー(仮)」でも切れる推理が期待される。こうなると気になるのが主人公だが、残念ながらまだ詳しいことは未定だ。
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