●NY紀行1 777の巻
8月某日、オレは、羽田・・・じゃなかった・・・成田空港をNYに向けて飛び立った。旅立つ前までは、NYではないので割愛。

 
注:写真の機体はB777ではありません

機内で不思議な光景を目にした。座席は運のいいことに窓際だったが、窓ひとつ隔てて、夕方と夜が溶け合っていたのだ。地面に突っ立っていたのでは、こ ういう神秘的な世界は体験することができない。ラッキー。(機内食、アラスカ、スペリオール湖の写真も見てね)

 

機内は、最新鋭の777型機ということもあり、実に快適じゃった。出発前は、慌ただしく準備が進むコックピットも覗き見できたし、暖かいローストナッツも出たし、シャンペンも飲み放題・・・なんたって食事はフルコー スだもんね。わはは。(十年ぶりの海外なんだよ・・・怒らないでね)



しかし、快適な空の旅にもふたつだけ文句があった。

その1。前の座席に座っていた老夫婦の素行。奥さんのほうは、十三時間の旅路のうち、ばっちり八時間はフルフラットシート状態で爆睡。それはいいのだが、隣りの旦那のほうは、神経質な性格なのか、オレがマックを叩いて必死に原稿を書いていると、
「えへん、えへん」
などと、わざとらしく咳なんかしやがって。てめえは、ゆっくり休暇かもしれんが、オレは、最後の仕事を片づけないと、安心して機内食も咽を通らないんだ よ!

その2。オレは冷え性なので、フライトアテンデントのお姉さんに、
「毛布が二枚ないと凍えてしまうのじゃ」
と直訴した。すると、親切なお姉さんは、機内の温度を少しあげてくれたのだった。ところが、オレの右隣りに座っていた大男が、
「それでは暑すぎる」
なんて抗議しやがんの。この野郎。オレは凍える寸前だというのに、どうして、半袖に短パンのてめえが暑いのだ。機内温度が高いんじゃなくて、てめえの体温だけが異常に高いんだろうが。けっ。

でも、空の旅は、基本的に「快適」の一言に尽きる。ありがとう、コンチネンタル航空。最高だぜ。

で、いきなり場面はNYの夜明けに飛ぶ。

例によって酷い時差ボケにより、朝の五時半に「お目々」がパッチリ醒めてしまった。熱いシャワーを浴びて、ニューヨークタイムズ紙に目を通してから、 ホテルの屋上にあるレストランでベーグルを食べた。ローストされたカリカリのベーグルに柔らかいクリームチーズ! ブラックの珈琲と林檎が一個。これぞアメリカン・テイストの朝食の名にふさわしい。うん。(金を数えるオレ、ホテルからの写真も見てね)

 

ブロードウェイを散策。

むかし懐かしのメイシーズ(デパートです)に足を踏み入れる。子供の頃の思い出を探しに・・・。ちょっぴり、じわっときたかな。



デパートを出て、しばし、レキシントン街をぶらつく。
(こんな所に住みたいなぁ)
指をくわえながら古びたブラウンストーン(茶煉瓦造りのアパートメント)を眺めていると、住人とおぼしきニューヨーカーが階段を降りてきたので、クオ リアに収めた。



ちょっと感動した一日目でした。(続く)



→NY紀行2
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